【第52話】120番台との決着と朝一1回転目の衝撃|ファンタジーⅢと向き合った12月上旬の記録(1994年12月上旬)

totomeのパチンコ記録

こんにちは。

「totomeのパチンコ記録」へお越しいただきありがとうございます。

前回の第51話では、師走の訪れとともにP店で千円あたり35回転という本物のお宝台「120番台」に出会いながらも、展開に恵まれずもどかしい思いをした3日間の記録をお届けしました。

今回は、予想を超えて4日連続の据え置きとなった120番台との決着から、人生で初めて経験した朝一1回転目の大当りまで、ファンタジーⅢと深く向き合った12月上旬の記録です。

12月5日(月)〜12月7日(水)4日目の据え置き調整と少しずつ変化する釘への対応

予想が外れた月曜日の朝

12月5日の月曜日。今月初めての月曜日を迎え、私は期待と不安の両方を感じながらP店へ入店しました。

これまでの3日間、千円あたり35回転という破格の回りを見せてくれたフィーバーファンタジーⅢの120番台。

さすがに週が明けた4日目になれば、ホール側も釘調整をおこない、回らなくしてくるだろうと考えていました。

確認のために120番台の前に立ってみると、驚いたことにヘソ(命釘)は昨日までと全く変わっていませんでした。

4日連続の据え置きです。自分の予想が良い意味で外れ、思わず心が躍りました。

過去3日間の苦しい展開を乗り越えて

この台の回りの良さは十分に分かっています。

あとは、過去3日間で味わった思うように当たらない苦しい展開をはらすことができるかどうかでした。

これまでの3日間で回した総回転数は1万411回転に達していました。

これだけ回していれば、そろそろ良い流れが来てもおかしくありません。

打ち始めてすぐ、63回転目に1回目の大当りを引くことができました。

無事に朝の特典である無制限札も獲得でき、4日目にしてようやく良い展開を自分のものにできた感覚がありました。

それまでの悪い流れが消えて、すっきりと気持ちよく当たってくれます。

結果は、確変に入らなかったため大きな出玉にはなりませんでした。

それでも大当り20回を獲得でき、この4日間の収支を2勝2敗の五分に戻すことができました。

火曜日に見えた厳しい変化の兆候と耐えの1日

翌12月6日の火曜日。今日も朝からP店へと足を運びました。

最近は、以前によく打っていたフィーバークィーンⅡの様子を確認することすらなくなっています。

それほど120番台に集中していました。

まっすぐに120番台へ向かうと、さすがに今日は釘調整がされていました。

しかし、しっかりと見てみると、全く打てないレベルにまで落とされたわけではなく、まだ千円あたり30回転近くは維持できそうな状態に見えました。

千円あたり35回転を自分の求める基準(totome視点での「打てない体」の境界線)としている私にとって、30回転という数値は葛藤の残る調整です。

しかし、相手も商売である以上、常に理想通りの台が用意されるわけではありません。

ホールの現実と向き合い、厳しさを承知の上で終日打ちきる覚悟を決めました。

初当りはわずか9回転目という、とても早いタイミングで訪れ、無制限札も付いてきました。

昨日の良い勢いがそのまま続いてくれることを願いましたが、現実はそれほど甘くありません。

2回目以降は、当たっては深くハマり、また当たってはハマるという苦しい展開の繰り返しになりました。

夕方の4時すぎ、大当り4回、確変0回となり、本来の確率から大きくかけ離れたところでこれ以上は無理だと判断し、ホールを後にしました。

翌12月7日の水曜日もP店へ向かい、少し状態の良さそうに見えたフィーバーファンタジーⅢの118番台を選びました。

これも千円あたり31回転ほどで、自分の基準から見れば不満が残る回りでしたが、この環境のなかで粘るしかありません。

なんとか持ち玉を維持しながら閉店まで打ち切ることができました。

12月8日(木)〜12月11日(日)朝一1回転目の奇跡と12月上旬の振り返り

12月9日、静かなホールでの台選びと1玉の衝撃

12月8日の木曜日は私用のためお休みを挟み、2日ぶりとなる12月9日の金曜日。

朝一番からP店へ入店し、フィーバーファンタジーⅢのシマを歩いてみました。

さすがに週の後半に入ったため、全体的に釘は厳しく閉め直されていて、論外の調整ばかりが目立ちます。

普段なら打てるレベルにない台ばかりで困っていると、113番台のヘソ(命釘)がわずかに気になりました。

まずは様子見として、用意したお金の範囲で試してみることにしました。

朝一から最初の500円玉をサンドに入れると250個の玉が上皿に流れ込んで来ます。

ハンドルを握って打ち出すと、すぐに1個の玉がヘソ(命釘)に入りました。

すると、そのわずか1回転目で、リーチがかかりそのまま図柄が揃ってしまったのです。

パチンコを長く打ってきましたが、朝一出目から1回転目で大当りを引いた経験など、後にも先にも初めてのことでした。

「へぇ、本当にこんなこともあるんだな」と拍子抜けすると同時に、「幸先がいいぞ」今日はこの調子で上手くいくかもとういう予感がよぎりました。

確変の連チャンと夜までの粘り

その1回転目の大当りがうれしいことに確変へと繋がり、3連チャンまで伸びてくれました。

朝一番で持ち玉に大きなゆとりができたため、精神的にもかなり楽になりました。

途中で確変を引き当てた後、大当りまでに時間がかかる場面もありました。

しかし、確変中は持ち玉が微増していたため、焦りやストレスを感じることもありませんでした。

落ち着いてそのままハンドルを握り続けることができました。

夜10時までしっかりと打ち切り、大当り17回、確変4回という良好な結果を残すことができました。

12月10日の土曜日と11日の日曜日は、連日の疲れをとるためにしっかりと休養に充て、12月上旬の稼働を終えることにしました。

【レトロあるある:据え置き狙いと予期せぬ1回転目のドラマ】

◆ 週を跨いでも放置される、当時のホールに見られた釘調整のゆるやかさ

週末になれば釘が閉まるのが現代の常識ですが、当時のホールでは優良台がそのまま4日連続で据え置かれるような大らかな調整が存在しました。

自分の見立て通りにお宝台がそのまま残っていた時の嬉しさと、ホール側の気まぐれに助けられるのは、当時の専業にとって何よりの醍醐味でした。

◆ 確率の悪戯がもたらす「朝一1回転目」の衝撃と精神的なゆとり

数千回転回しても当たらない日がある一方で、打ち出した玉がヘソ(命釘)へ1個入って大当りを引き当てるようなドラマが起こるのもパチンコです。

朝一の投資500円分、それも1回転目で持ち玉を獲得できる展開は、どれほど優れた台を粘る時よりも精神的な余裕をもたらしてくれました。

【この日の実戦から学んだプロの金言】

◆ 朝一の想定外の展開に惑わされず、実際の回転率を見極める

朝一1回転目での大当りのような珍しいことが起きても、それは単なる確率の偏りに過ぎません。

過度な期待を抱かず、常にヘソ(命釘)の調整や実際の回転率という客観的な数値だけを見て判断することが重要です。

◆ 週末のホール状況の変化を想定し、状況に応じた立ち回りを徹底する

「週末になれば釘が閉まる」というホールの基本的な営業サイクルを頭に入れた上で稼働に臨む必要があります。

開いているタイミングを逃さず打ち切ること、そして閉められた際には深追いせず冷静に状況を判断することが求められます。

12月上旬の総括:120番台の決着と1回転目の奇跡が残したもの

12月1日にD店にあるミラクルフォースSPで、自分の中で少し余裕ができたからといって熱くなり、上限1万円の規律を破る反省から始まった今月でした。

「今月はどうなってしまうのか」と不安でしたが、まさか4日間も千円あたり35回転という優秀な台と付き合えるとは思いもしませんでした。

そして最終日には、朝一1回転目での大当りという奇跡まで体験でき、最高の形で師走のスタートを切ることができました。

月の第1週目の展開は、その月全体の収支や心の持ち方を左右するほど重要です。

せっかく完済した軍資金を無くしてプロジェクトを崩壊させないためにも、この良い勢いを忘れることなく、2週目以降も冷静にホールの釘と向き合っていくしかありません。

今回振り返ってみると、冬の厳しい寒さとは対照的に、フィーバーファンタジーⅢと必死に向き合っていた当時の記憶が鮮明に蘇ってきます。

千円あたり35回転という、今では考えられないほどよく回る台が4日間も据え置かれたことは、私のこれまでの経験の中でも滅多にない貴重な出来事でした。

パチンコは思い通りの展開にならないことが多いですが、諦めずに釘調整を見極め、粘り強く向き合い続けることの大切さを改めて実感させられます。

そして何より、人生初となった「朝一1回転目の大当り」は、長年パチンコを打ってきた中でも忘れられない大きな思い出です。

いつもお金の心配をしながら綱渡りの生活を送っていた当時の私にとって、このような小さな奇跡や良い流れは、何よりの救いであり、明日もまた頑張ろうという生きる活力になっていました。

当時のホールの独特な活気や、一喜一憂していた個人の記録が、少しでも皆様に伝われば幸いです。

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

次回、【第53話】師走の厳しい変化と向き合う5日間|厳しい回りに耐え忍んだ選択の記録(1994年12月中旬)では、最高のスタートダッシュを切って迎える12月中旬の稼働の様子を振り返ります。

この良い流れを維持できるのか、それとも年末に向けてホール側の調整が厳しくなり苦戦することになるのか。明日への生活を繋ぐための地道な日常をお届けします。

どうぞお楽しみに!

totome

1980年代後半から約40年にわたりパチンコに親しんできたシニアパチンコファンのtotomeです。

当ブログは18歳以上の方を対象に、女性を含むパチンコ好きのシニア世代の皆さまと共に、昭和・平成・令和のパチンコの思い出や当時のホールの熱気、懐かしい名機たちを実体験をもとに振り返っています。

本ブログは勝敗を競ったり、遊技を推奨したりすることを目的としたものではありません。当時の時代背景や人との出会い、失敗や反省、専業時代に感じた迷いや学びも含めて記録として残している個人の回顧録です。

同じ時代を過ごした方には懐かしく、若い世代の方には当時のパチンコ文化を知る一つの資料として楽しんでいただければ幸いです。

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