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「totomeのパチンコ記録」へお越しいただきありがとうございます。
前回の第43話では、週末の一瞬の油断から厳しい結果を招いてしまった、ジグマスタイル特有の怖さと反省の記録をお届けしました。
思い通りにいかない状況が続く中で、一時的な台の挙動に惑わされてしまい、結果として大きな代償を支払うことになった激動の1週間の記録です。
10月17日(月)〜10月19日(水)厳しい状態に耐えながら繋いだ一喜一憂の稼働
最初の1万円に込めた願い
10月17日の月曜日、朝一番でB店へと向かいました。
フィーバークィーンⅡのシマに到着すると、誰もいない一番乗りです。
明確な根拠はなかったが、272番台に腰を下ろして勝負を開始しました。
自分のルールとして、回転率が足りない場合は投資金額を1万円までと決めています。
ここでまとまった負けを叩けば、返済を終えてようやく手元に残った貴重な資金も底を突き、明日からの生活すら危うくなります。
そんな崖っぷちの状況だからこそ、この一線を踏み越えるわけにはいきませんでした。
感情に流されて引き返せなくなるのが一番の恐怖でした。
願いが通じたのか、モーニングの無制限札にはなんとか間に合い、決めた範囲内で最初の初当りを引き、無制限の札を獲得できました。
さらに保留玉内で2連チャンまで繋がり、早い段階で一安心することができました。
買い足しを乗り越えた後の安定と余計な一打
千円あたりの回転率は27回転から28回転と全く足りていません。
B店では仕方のないレベルですがそこは織り込み済みで、様子を見ながらの立ち回りをしていきます。
しかし、ジグマとしての意地もあり、持ち玉がある限りは粘る覚悟を決めて打ち進めました。
しかし途中で350回転、360回転とまとまったハマりを喰らい、ここで手元の出玉が削られて現金投資の買い足しを強いられる展開となります。
それでも諦めずに追いかけると、そこから徐々に台の調子が上向いてくれました。
3連チャンが1回、2連チャンが3回と欲しい場面でしっかりと連チャンが繋がり、その後は大きなハマりもなく安定して出玉を増やすことができました。
夜の10時過ぎまで粘り倒して大当りは23回を記録し、最終的にはプラスという見事な挽回劇となりました。
ところが、この良好な結果でそのまま帰宅すればよかったものの、帰りがけにお試し感覚でプロレス7の32番台に座ってしまいます。
ここで1回大当りを引いて出玉を獲得し、深追いせずに打ち分けを終えて即座に止めましたが、勝負がついてからの余計な手出しは反省すべき点でした。
こうした無駄な投資や立ち回りの緩みが、月間の収支に響いてくるのは言うまでもありません。
新装開店を控えたホールでの葛藤
翌18日の火曜日は、朝からP店へ入店しました。
フィーバークィーンⅡのシマを見渡したが、明確に釘が開いていると思える台は見当たりません。
仕方なく、千円あたり30回転弱はありそうな378番台を選んで打ち始めます。
前半はまずまずの挙動を見せ、無制限の札も絡んでドル箱を積み上げることができました。
ある程度の回りはあるように感じられましたが、決して安心はできません。
中盤に入ると356回転、487回転、281回転と単発が続きました。
まだ持ち玉に余裕があったため続行したところ、839回転という深いハマりに直面してしまいます。
結局、夜の8時にホールを後にしました。
大当りは13回、2連チャンが1回という内容でした。
P店は翌日に新装開店を控えているため、この日は通常より早い閉店でした。
明日は再びB店との勝負になるため、自分の技量よりも運に左右されるパチンコになると予想され、深追いは禁物だと自分に言い聞かせました。
ノマれと追加投資の足踏み
19日の水曜日は、予告通りP店が新装開店を迎えたため、混雑を避けて朝からB店へ入店しました。
フィーバークィーンⅡの275番台で打ち出します。
無制限の札は手に入ったものの、出玉を得てはノマれ、追加で現金を投入する苦しい展開が繰り返されました。
最後は1,093回転まで回しても当たらず、夜の9時に諦めて実戦を終了しました。
大当り11回、3連チャンが1回という結果で、またしても打てるレベルにない台を無理に追いかける形になってしまいました。
10月20日(木)〜10月21日(金)一時的な好調による挽回と回りムラに騙された洗礼
行き当たりばったりの1日勝負
20日の木曜日、P店は新装2日目だったため、この日も朝からB店を選択しました。
選んだのはフィーバークィーンⅡの272番台です。
昨日も今日も、台を選んだ理由に特別な根拠はありませんでした。
現在の立ち回りは綱渡りの状態であり、行き当たりばったりの1万円勝負です。
前日はそのルールを破り、予定以上のマイナスを叩き出してしまっていました。
最初の当りは、投資6,000円のところで訪れました。
無事に無制限の札も付きます。
回りに関しては昨日と同様、千円あたり28回転前後といった厳しい状態でした。
前日のような無理な追っかけには十分に注意しなければなりません。
この日は持ち玉になってからノマれることもなく、前半、中盤、後半とバランスよく大当りを重ねてくれました。
閉店近くまで打ち切り、大当り19回、2連チャン2回という内容で、無事に1日を終えることができました。
前日のマイナス分をしっかりと取り返す形となりました。
朝一からの4桁ハマりと手痛い倍返し
21日の金曜日、またしても悪い癖が出てしまいました。
前日にプラスの結果となった272番台に、今日も座ってしまっています。
釘の状態は昨日と変わっていません。
いつものように1万円までと決めて打ち出しました。
ところが、最初の1,000円で31回転から32回転という見た目より良い回りを見せました。
これが、すべての不運の始まりでした。
「もしかすると、寄り周辺をプラスに調整してくれたのだろうか」という甘い考えが頭をよぎり、そのまま打ち進めてしまいました。
しかし、300回転、500回転とハマりが深くなるにつれて、千円あたりの回転率はどんどん下がっていきます。
気がつけば、またしても引き返せない状態に陥っていました。
700回転を超えると、ドラムは完全に静まり返ってしまいました。
これは間違いなく4桁のハマりに突入すると確信しながらも、せめて1回当たるまではという思いだけで現金を投入し続けました。
それでも当たりません。
1,000回転の壁を突破しても、朝一番から一度も大当りを引けない状態が続きます。
こうなったら、以前に経験したときと同じように、1,200回転台まででなんとか引いてほしいと願うばかりでした。
ようやく初当りを引き当てたのは、1,256回転目でした。
投資額は4万円の手前まで膨れ上がっていました。
ここからの再起は不可能だと判断し、夕方の手前で帰宅することを選択しました。
大当りはわずか1回。
まさに前日のプラスを綺麗に帳消しにされる、手痛い倍返しを喰らう結果となりました。
最終的な回転率を振り返れば、結局はいつも通りの千円あたり27回転から28回転の厳しい回りに落ち着いていました。
【レトロあるある:朝一の回りムラと追い込みの泥沼】
◆ 最初の千円で見せる「偽りの高回転率」という甘い罠
朝一番、打てる根拠の薄い台で打ち始めた際、最初の1,000円でたまたま30回転以上回ってしまうと「今日は釘が開いているのかも」と錯覚してしまいます。
この一時的な上ブレ(回りムラ)を台の実力だと誤認した瞬間からズルズルと追加投資が始まり、気が付いた時には千円あたり27〜28回転の元の渋い回りに収束して抜け出せなくなります。
◆ 1,000回転オーバーの深ハマり時に芽生える「ここまできたら当たるまで」の執念
投資が膨らみ、回転数も700、800と伸びて完全に4桁ハマりのゾーンに突入した時、冷徹に撤退すべき頭では理解しつつも「1回当てるまでは引き下がれない」という意地と執念が勝ってしまいます。
朝から1,200回転を超えてようやく引いた初当りが単発で終わった時の徒労感と、夕暮れ時のホールの風の冷たさは忘れられません。
【この日の実戦から学んだプロの金言】
◆ 立ち上がりの回りムラに惑わされず、広いスパンで本来の回転率を見極める
最初のわずか数千円の投資で見せる飛び込みの良さは、単なる確率の偏り(回りムラ)であることが多々あります。
1万円投資した時点、あるいは数千円単位での累計回転率を冷徹に算出し、台の真の実力を冷静に見定めることが、無駄な投資を防ぐ第一の壁となります。
◆ 勝ち分の反動による慢心を排除し、「1万円ルール」の撤退ラインを厳守する
前日の勝ち分がある時ほど投資の上限ルールが甘くなり、回らない台への見切りが遅れて手痛い倍返しを喰らってしまいます。
どれだけ前日に大きなプラスを出していても、翌日は全く別の独立した勝負として「1万円ルール」などの撤退基準を固く守ることが、長期的収支を守り抜く唯一の術です。
10月中旬の総括:運頼みの戦いと引き際の課題
10月22日からの土曜日、日曜日、月曜日の3日間は、私用のためホールに足を運ぶことができませんでした。
そのため、この3週目の結果は3勝2敗となり、出入りの激しい1週間となりました。なんとか運とツキだけで乗り切ったというのが正直な感想です。
振り返ってみても、翌週の立ち回りに繋がるような確かな手応えは何ひとつ得られませんでした。
特に金曜日の朝一番に見せた一時的な回りムラに騙され、ズルズルと投資を重ねてしまったことは、自分のスキル不足と判断ミスを痛感する出来事となりました。
回らないパチンコ台において、最初のわずかな回転数だけで台の状態を見極めることの難しさ、そして生活をかけた状況での引き際の見極めは、常に自分のスタイルにおける大きな課題でした。
少しの油断で大切な軍資金が削られていく現実と向き合いながら、次の立ち回りを模索していくことになります。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
次回、【第45話】マグレも狙えない台を追った代償。泥沼の5連敗と月末最終日の意地(1994年10月下旬)では、私用による3日間の休みを終え、ホームグラウンドであるP店を中心に挑んだ10月下旬の最終戦を振り返ります。
自分の甘えから打てるレベルにない台をズルズルと追いかけてしまい、怒涛の5連敗という最悪の泥沼に沈む中、月末最終日に意地をかけた激闘の記録をお届けします。
どうぞお楽しみに!


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