こんにちは。
「totomeのパチンコ記録」へお越しいただきありがとうございます。
前回の第44話では、朝一番の一時的な回りムラに惑わされ、1,256回転という手痛い倍返しの洗礼を喰らった記録をお届けしました。
自分の判断の甘さから完全に歯車が狂ってしまい、打てるレベルにない調整の台をズルズルと追いかけ続け、歯止めの利かない展開へ沈んでいく月末週の記録です。
10月25日(火)〜10月28日(金)ホームグラウンドでの焦りと終わらないハマりの連鎖
寝坊がもたらした冷静さの欠如
10月25日の火曜日。
私はパチンコ打ちとしてあるまじき寝坊をしてしまい、お昼前からの入店となりました。
向かったのは私のホームグラウンドであるP店です。
10月19日に新装開店を迎えて以来、店内の混雑が落ち着くまではサブであるB店へ足を運ぶケースが増えていました。
しかし、B店は釘調整を大きく変えるホールではないため、狙いはマグレ頼みになりやすい。
手詰まりの苦しい時こそB店に逃げがちですが、本来のスタンスは、やはりこのP店に通うことでした。
シマへ向かい、フィーバークィーンⅡの508番台を確保します。
このホールの378番台と508番台は、過去に何度も助けられてきた思い入れのある台であり、良好な調整で使われる傾向がありました。
打つ台に迷った時の拠り所でもありました。
過去の記憶への依存とプライドの崩壊
だが、いざ打ち出してみると、千円あたりの回転率は30回転ほど。
本来なら厳しい回りです。
それにもかかわらず、寝坊した焦りから冷静さを欠き、回らない台で意地になってずるずると投資を膨らませてしまいました。
結果は一度も連チャンすることなく持ち玉はノマれました。
翌26日の水曜日も、朝一番からP店へ入店し、もう一つの馴染み深い台である378番台を選択しました。
しかし、釘の状態は千円あたり27回転前後と、まったく打てるレベルにありません。
他に行けそうな台が見当たらない状況の中、「どこかで変わるかもしれない」という甘えから引き返すことができず、ただ現金を投入し続ける時間が過ぎていきます。
無制限の札を引くことも叶わず、夕方4時には退店。ジグマとしてのプライドを完全にへし折られる内容でした。
さらに27日の木曜日、私は同じ失態を繰り返してしまいます。
朝一番からP店へ向かい、前日と同じ378番台の前に座っていました。
釘の調整が良くなっているはずもなく、回転率は相変わらず27回転前後と厳しい回りです。
初期投資の多さと回りの悪さが響き、厳しい結果だけが残りました。
持ち玉遊技の落とし穴と1,280回転の沈没
28日の金曜日、朝からP店の383番台を選択して打ち始めます。
千円あたりの回転率は28回転前後と、やはり打てるレベルにない状態でした。
しかし、打ち始めてわずか1,000円の投資で幸先よく初当りを引き、念願のモーニング無制限札も獲得できました。
ところが、その後727回転という厳しいハマりに直面し、出玉を呑まれて追加投資(買い足し)を強いられます。
そこからなんとか盛り返して出玉を伸ばし、一時はドル箱4箱まで積み上げることができました。
自分のスタイルとして、一度持ち玉遊技になれば、ハマりや当りは結果論と割り切って打ち切るようにしています。
しかし、この日はそこから怒涛のハマりが襲いかかり、最後は1,280回転まで引っ張っても大当りを引くことができませんでした。
結局、夕方の5時に打ち分けを終えてギブアップ。
この日は18,500円のマイナスとなり、勝てる展開を自ら手放す痛すぎる敗戦となりました。
29日の土曜日は、心身の疲労もあり稼働を休むことにしました。
この日は世間が大いに沸いた日でもありました。
プロ野球日本シリーズで、長嶋監督率いる読売巨人軍が念願の日本一に輝いたのです。
世間が歓喜に包まれる一方で、私の心は4連敗のどん底に沈んだままでした。
10月30日(日)〜10月31日(月)8連続1回交換のジレンマと意地で掴んだ一筋の光
8連続1回交換のジレンマ
明けた30日の日曜日、私はB店へと足を運びました。
なんとか一矢報いたいという執念から、朝一番で281番台を確保します。しかし、千円あたりの回転率はやはり論外の厳しい回りでした。
わずかな投資で初当りを引いたものの、単発図柄ばかりで無制限の札がどうしても引けません。
当時の厳しいルールである「1回交換図柄」がなんと8連続も続いてしまい、当たっても当たってもドル箱を流さなければいけないジレンマに直面しました。
持ち玉で打てない時間はただただ体力を削っていきます。
夜の8時まで粘ったものの、ついに恐怖の5連敗を喫することとなってしまいました。
1,280回転のハマり台へのリベンジと連敗阻止
10月31日の月曜日、10月の最終日です。最低最悪の流れを断ち切るため、朝一番からP店へと向かいました。
選んだ台は、数日前に1,280回転の大ハマりを喰らった383番台です。
回転率は厳しかったですが、他にそれ以上の台が見当たらない以上、自分のルールである1万円勝負に賭けるしかありませんでした。
すると、早い段階で初当りを射止め、無事に無制限の札も手に入れることができました。
そこからは展開に恵まれました。
深いハマりに怯えることもなく、最大でも529回転という、この時期としては比較的軽めの回転数で大当りを繋いでくれました。
結局、閉店近くまで必死に打ち切り、最終的な大当りは19回を記録しました。
2連チャンを3回引き当てるなど、欲しい場面での連チャンもしっかりしてくれました。
最後に怒涛の6連敗を阻止し、意地の一太刀を浴びせて今月を締めくくる良好な結果を残すことができました。
【レトロあるある:持ち玉からの大失速と1回交換地獄】
◆ ドル箱を積み上げた後の「底なし1,000回転オーバーハマり」
追加投資を経てようやくドル箱を4箱まで積み上げ、「ここから一気に伸ばすぞ」と意気込んだ矢先に訪れる超深ハマり。
持ち玉がある安心感から打ち続けているうちに、4箱あった箱が1箱、また1箱と消えていき、最終的に1,280回転まで連れていかれて呑まれる時の徒労感は、持ち玉遊技ならではの残酷なあるあるです。
◆ 当たれども呑まれる「1回交換図柄」の連続フィーバー
無制限札を目指して勝負している中、初当りは引けるのに毎回「1回交換」の図柄でピタリと止まる絶望。
8回連続で1回交換を引き当て、毎回レシートに交換しては現金投資に戻されるルーティンは、どれだけ当てても持ち玉遊技に移行できず、ジワジワと精神と資金を削られていきます。
【この日の実戦から学んだプロの金言】
◆ 回らない台での「過去の好印象」頼みは、判断を狂わせる最大の罠
かつて良い思いをした実績台(378番台や508番台など)であっても、今日の釘が開いていなければただの回らない台です。
「昔助けてくれたから」「前は回ったから」という過去の記憶に甘えず、現在の目の前にある釘と回転数だけで冷静に撤退の判断を下すことが不可欠です。
◆ 連敗中こそ「1万円ルール」を徹底し、感情的な追っかけを遮断する
連敗が重なると「今日こそ取り返さなければ」という焦りから見切りが遅くなり、無駄な投資を重ねて泥沼にハマります。
どれだけ負けが込んでいても「1万円でダメなら退く」という厳格なルールを守り抜くことこそが、致命傷を防ぎ、最終日に見せたような起死回生のチャンスを掴み取る基盤となります。
10月下旬の総括:泥沼の5連敗と月末に見せたジグマの意地
最後の月曜日に一矢報いたとはいえ、全体を振り返れば最低最悪と言わざるを得ない月末の1週間でした。
千円あたり27回転~28回転という、当時の自分の基準からは完全に外れた「打てるレベルにない台」だと分かっていながら、何故ここまで引き返せない深追いを続けてしまったのか。
それは、自分の甘え以外の何物でもありません。
専業としての意地を忘れ、ただマグレ当りを期待して惰性で追ってしまったことは、自業自得という言葉に尽きます。
回らないと分かれば打たずに帰る。それが理想の立ち回りであることは重々承知していました。
しかし、ホールに通い続けることで新たな釘の変化や発見があるかもしれない、という微かな願いを捨てきれず、未熟な立ち回りを続けてしまった激動の10月の終わりでした。
連敗の恐怖と戦いながら、次の月へと向かいます。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
次回、【第46話】先入観が招いた最大の見落としと、忘れた頃にやってくるダブル4桁の蟻地獄(1994年11月上旬)では、猛省と共に幕を開ける11月上旬の稼働を振り返ります。
思い込みから千載一遇の優秀な開き台を目の前で見落とすという痛恨の失態や、一時ドル箱7箱の楽勝展開から一転して悪夢のダブル4桁ハマりに引きずり込まれる、パチンコの持つ確率の恐ろしさと専業のリアルな激闘の記録をお届けします。
どうぞお楽しみに!


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