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「totomeのパチンコ記録」へお越しいただきありがとうございます。
前回の第59話では、二日連続で同じ『黄門ちゃま2』の75番台を打ち込みながら、確変中のハマりによる理想的な玉増えに耐えた「静」の1日と、保留連チャンが元気いっぱいに大爆発した「動」の1日という、真逆な挙動の記録をお届けしました。
今回は、お正月の厳しい回収期を乗り越え、期待の月曜日に巡り会った、これからのパチンコ生活の運命を決定づける新台『プロレスⅡ』の驚異的なお宝台との格闘の記録です。
1月9日:期待の月曜日と、今年最初の「探し物」との運命的な遭遇
週明けのホールの熱気と狙い台
1月9日の月曜日。
1月7日の土曜日と1月8日の日曜日の二日間は、お正月の変則的な疲れをしっかりとリセットするため、丸一日を休養日に充てていました。
万全のコンディションを整え、私は朝一番からP店へと向かいました。
専業としての歩みの中で、週の始まりである月曜日は最も期待が高まる重要な曜日です。
私の狙い台は、最初からただ一つ。
昨年末に出会って以来、その圧倒的な時間効率の良さが頭から離れなかった新台、『プロレスⅡ』のシマでした。
入店後、はやる気持ちを抑えながらまっすぐにプロレスⅡのコーナーへと足を運びました。
1台ずつ釘の状態を厳しくチェックしていくと、ついにその時がやってきました。
「いたいた。ついに今年最初の『探し物』を見つけたぞ……」
視線の先にとらえたのは、88番台の釘でした。ヘソ(命釘)周辺の調整が、周囲の台とは明らかに異なるプラスの顔つきをしていたのです。
長年磨き上げてきた自身のスタイルとしての見立てでは、間違いなく千円あたり35回転は安心して回ってくれるお宝台でした。
確信の打ち出しと、最高のスタートダッシュ
「この状態であれば、勝負はもらったも同然だ」
あとは、最初の投資金額が抑えられている早い時間帯に、朝の特典である無制限札さえしっかりと確保できれば、本日の良好な結果は約束されたようなものです。
胸のワクワクするような高揚感を覚えながら、私は慎重にハンドルを握って玉を打ち出しました。
その確信は、打ち始めてすぐに本物へと変わります。
私の目に狂いはなく、玉は吸い込まれるように次々とヘソ(命釘)へと飛び込んでいきました。
そしてわずか13回転目、釘が一切の抵抗を見せないほどの早さで、デジタルの図柄が鮮やかに揃ったのです。
しかも、引き当てたのは待望の確変図柄である「1」。
これにより、朝一番の最高のタイミングでモーニング無制限札を台に突き刺すことに成功したのです。
「よし、これで今日の戦いは完全にいただいた」
追加の現金投資を心配する必要が一切なくなり、私はこれから始まる長い1日を閉店まで打ち切る覚悟を決め、盤面と向き合い続けました。
続く2回目の当りは29回転目とすぐにやってきましたが、これは単発図柄の「ゴング」で終了。
実質的な2連チャンとなりましたが、持ち玉のベースを作るには十分すぎるスタートでした。
理想的な回りと当り、立ちはだかる単発5連チャンの壁
抜群の安定感と、漂う良好な気配
3回目の初当りも、前回の終了からわずか89回転目という100回転以内の浅い回転数で訪れてくれました。
図柄は単発の「4」でしたが、千円あたり35回転という圧倒的な回りの良さがあるため、持ち玉が大きく減ることはありません。
寄り釘から風車へ、風車から道釘へとスムーズに玉は向かい、ジャンプ釘で美しく踊ってから吸い込まれるようにヘソ(命釘)へと導かれていきます。
玉の流れの良さと、初当りの軽さが完璧にベストマッチしているような良好な気配が、シマ全体にプンプンと漂っていました。
続く4回目の大当りは229回転目、図柄は単発の「8」でした。確率の分母(1/245か1/247)の手前でしっかりと当たってくれているため、焦る必要は全くありません。
「今日は閉店までじっくりと打ち切るだけだ」と、贅沢なゆとりを持って次の展開を待ちました。
すると65回転目、またしても100回転以内という早い攻撃から、本日2回目となる確変図柄の「1」を射止めることに成功したのです。
これが286回転目に単発図柄の「ゴング」を連れてきて2連チャン終了となりましたが、すべてが自分の想定内の綺麗な範囲で収まっていました。
早い攻撃がもたらす、痛みのない単発ラッシュ
パチンコの確率は、ここから私に地道な試練を突きつけてきました。
初当り自体は驚くほど軽いものの、なぜか単発図柄ばかりが連続して押し寄せてきたのです。
32回転目で「2」、140回転目で「王冠」、39回転目で「王冠」、104回転目で「8」、そして43回転目で「ゴング」。
見事なまでの「単発5連続」を喰らってしまいました。
単発ばかりが続けば、本来ならドル箱がみるみる空になっていく過酷な展開です。
しかし、今日の88番台は一味も二味も違いました。
すべての初当りが100回転前後という圧倒的な「早い攻撃」だったため、手元の持ち玉はほとんど削られることがなく、精神的にも非常に楽な状態でやり過ごすことができたのです。
優秀な回りの台がいかにプロの生活を支えてくれるか、そのありがたみを実感する時間でした。
圧倒的な時間効率と、新星が魅せた驚異のポテンシャル
12回目の大当りと、確変中の理想的なハマり
待望の大きな波が訪れたのは、本日12回目となる大当りの時でした。
前回の当りから476回転まで引っ張られましたが、ここで本日3回目となる確変図柄の「3」を引き当てることに成功します。
これが163回転目に再度確変図柄の「1」を連れてきて継続。専業としてのパチンコにおいて、ここからがこの『プロレスⅡ』という機種の、真骨頂とも言える本領発揮の時間となりました。
確変に突入した直後からデジタルが深いハマりを見せ始め、次の大当りを引いたのは、なんと739回転目という驚異的な数値だったのです。
通常時の700回転オーバーはため息しか出ませんが、このプロレスⅡの確変中においては、これ以上ない最高のご馳走となります。
この機種は、黄門ちゃま2などの他の確変機を遥かに凌駕する圧倒的な玉増えのポテンシャルを秘めており、確変中の回転率は千円あたり58.5回転という驚異的な効率に達していたからです。
「これだよ、持ち玉が増える最高のパターンだ。どんどんハマってくれ」と心の中で強く願いました。
確変中にハマればハマるほど、手元のドル箱に玉がじわじわと満たされていきます。
739回転目に単発の「9」を引いてこの3連チャンの塊は終了となりましたが、手元には素晴らしいボリュームの出玉が積み上がっていました。
確変終了後の粘りと、襲いかかる単発8連チャンの怪奇
しかし、その次からがいただけませんでした。
今度は通常時にハマリに捕まり、760回転で「2」の通常図柄。ここから「単発8連チャン」が始動してしまったのです。
176回転で「王冠」、49回転で「王冠」、231回転で「0」、さらに231回転で「0」、388回転で「0」、123回転で「0」、最後は48回転で「2」……。
後半に入ってから、奇妙でいやらしい偏りに捕まってしまいました。
特に、そのうちの4回が連続して「0」図柄で揃うという光景は不思議なものでした。
確変も全くやって来なくなり、まるで台の方から「もうお帰りを」と促されているような気配を肌感で察知しました。
最後は20回転だけ打って閉店を迎え、無駄な追いを避けて身支度を済ませてホールを後にしました。
本日の実戦データと結果
■1月9日:実戦データ(機種:プロレスⅡ・88番台)
- 稼働時間:13.0時間
- 総回転数:4,473回転
- 大当り回数:22回(確変4回:3連チャン2回、2連チャン2回)
- 大当り確率:1/203
- 収支:プラス収支(文句なしの素晴らしい成果)
【レトロあるある:確変中の神ハマりと同一図柄の呪縛】
◆ 確変中限定で祈る「どこまでもハマってくれ!」という逆転の発想
通常時なら胃が痛くなる700回転超えの大ハマりも、電チュー補正とアタッカー開放で玉が増え続けるプロレスⅡの確変中なら「至福のボーナスタイム」。
データメモの回転数が伸びるたび、ドル箱へじわじわと玉が溜まっていく快感は当時の専業・一般客共通の醍醐味です。
◆ なぜか同じ図柄ばかりが吸い寄せられる「特定図柄の連続現象」
後半戦で4回も連続して揃った「0」図柄のように、デジパチを打っていると特定の図柄ばかりが何度も連続して押し寄せる怪奇現象。
確率の偏りと分かってはいても、「この台、今日は0しか入ってないんじゃないか?」と首を傾げたくなるレトロ機あるあるです。
この日の実戦から学んだプロの金言
◆ 千円35回転という圧倒的な回りは、単発地獄すら無効化する最強の盾となる
初当りが単発ばかりに偏る過酷な展開であっても、圧倒的な回りの良さと浅い回転数での引き戻しがあれば、持ち玉は一切減りません。
「釘の甘い優秀台を打つ」という基本を守り抜くことこそが、確率の荒波から資金を守る最大の防御壁です。
◆ 1日の稼働回転数(時間効率)こそが、収支の底上げを決める真の指標
13時間で4,473回転という驚異的な試行回数を稼げる時間効率の良さこそが、新台『プロレスⅡ』の真骨頂です。
持ち玉を増やせる確変中のポテンシャルと素早い消化スピードを味方につけることが、専業として生き残るための強力な武器になります。
1995年1月上旬の総括:今年最初の「探し物」が教えてくれた確信と新星の未来
今回振り返った1月9日の稼働は、1995年の私のパチプロ生活において、これから進むべき明確な道標(みちしるべ)を照らし出してくれる、非常に決定的な1日となりました。
朝一番から、常に千円あたり35回転という破格の数値を安心して維持してくれた88番台。
この台の本当の素晴らしさは、総回転数が「4,473回転」という群を抜いた数値に達した圧倒的な時間効率の良さと、確変中に持ち玉を増やしてくれる凄まじい底力にありました。
これほどのデータを自分の目で確認できたことで、自分の見立てや直感は間違いなかったと確信することができました。
かつて苦しい時期を繋いでくれた大功労者・フィーバークィーンⅡの単なる代替えなんかじゃない。
盤面の向こう側にいる店長を驚かせるほどの強烈なポテンシャルを持つ新星。
これほどの機種に出会えた興奮と感謝を胸に、1995年の新しい道をまた冷静に一歩ずつ歩んでいきたいと思います。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
次回、【第61話】13時間の死闘と単発11連チャンの偏り|プロレスⅡ(86番台)で直面した試練と歓喜(1995年1月中旬)では、前日の休養を経て朝一番から挑んだ『プロレスⅡ』での13時間に及ぶフル稼働の記録です。
絶好調な出だしから一転、前代未聞となる「単発11連チャン」の苦難に直面しながらも、粘り強く盤面と向き合い続けた一日を振り返ります。
どうぞお楽しみに!


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